『高知市広報あかるいまち/No.839』〜令和5年5月号インタビュー記事掲載〜
「多くの外国人に高知に来てもらいたい」―柔らかい笑顔でそう話すのは、The CAMP フィットネススタジオ代表の戸田明さん。戸田さんは、「格闘技を通して高知のグローバル化をめざしたい」と言います。
そんな戸田さんのジムには、以前から外国人コーチが英語で指導する空手のクラスがあります。その背景には、「外国人に接した経験がないと、話し掛けられたらどうしようとか、内向きになってしまう。まずは接する機会を増やして、同じ人間同士、輪を広めていきたい」という思いがあるのだそう。また同時に、「行政だけでなく、自分たち地域住民も協力して動くことが重要」とも考えています。
同じくジムで指導している「ムエタイ」は、タイ王国の国技。特にタイ第二の都市チェンマイでは、長期滞在をして、パソコン一つで仕事をしながらムエタイを楽しむ人たちが世界各国からやって来ます。戸田さんが高知の未来に思い描くのは、そんな姿なのです。
格闘技を通して国際交流を進めることをめざす戸田さんは、自身のことを「じっとしているのが嫌いなタイプ」と話します。戸田さんの挑戦は、まだまだ続きます。